2013年12月19日木曜日

むっちゃんずdays #8  意思伝達 

全て仕事とは、人~人へ 意志意向を正確に伝えるということから
はじまるのではないでしょうか?
私の父方の祖母は 『とな』 という名前で
明治の初期に生まれ昭和16年に亡くなるまで、とても勤勉でその頃の平民は
読み書きできる人が少なかった時代に
読み書きそろばんも達者で、嫁に来た当初から、近所の人達から
書き物があると よく頼まれたようです。
それに、とても手先が器用で けっこう大きな鶏小屋など
一人でつくってしまったようです。
その祖母の とな様(武家から嫁にきた)の 嫁入り道具、
私が実家を建てなおした際(昭和63年)頂いてきて
大事にそのままの状態で今日まで 使わせてもらってまいりました。
もともと着物を入れる箪笥でしたが、私としては我が家にとって
最も大切にしたいものだけをしまっておきたい と思い
(私が今まで手掛けさせて頂いた仕事によって
得ることのできた知識知恵のかたまりのようなものばかり)
以前からもうすこし今風にリフォームしたいなと思っていました。
しかし 直すというのも なかなか度胸がいるもんです。
というのも 明治時代の祖母の 嫁入り道具。
当時の職人が丹精こめて造ってくれたものの形をくずして今風に造り変えるような
大恐れたことをするのには 躊躇しました。
しばらく考えましたが、リフォームするのは 「今でしょ!!!」
と 度胸を決め このたび完成し 
益々 無二の宝物として大切にしていこうと思うことと同時に 
祖母の生みの親である
私の曾爺ちゃんが、明治の初期 娘に 『とな』と命名したことが
どんなにすごいことか と 思いました。
Because なぜならば 「トナー」というと 現代社会において 物事の
意志意向を伝達する、ファクシミリコピーには 
欠かすことのできない、物質の一つだからです。
そこまで 曾爺ちゃんが 世界中の人々に
親しまれ重宝される名前であることを信じて そのときに Naming
したかと思うと 頭が下がります。
    棟梁 杉山睦雄


2013年12月9日月曜日

むっちゃんずdays #7  渡る世間は〇〇とやら


時のたつのは早いもので、もう今年も12月ですね。
この寒さで思い出すことがある・・・  30年くらい前のことだったか、
今のセノバの近くで玄関だけリフォームしてほしい、と頼まれました。
そのお宅では 車を置くスペースはなく 仕事をするにも 材木も広げられなくて
仕方なし、道端へ作業台を用意して、柱の鉋がけをしていた。

外はカラっ風がビュービューふいていて とても寒いけど、しゅるしゅるしゅるしゅる~と
調子よく柱を削っていたら、
鉋屑が道路の風下の方へ舞っていってしまった。

しばらく そのj状態で 作業をしていたら 隣のモータース(風上隣)の社長がでてきて

「こら!! こんなところで仕事してっ  鉋屑がまっちまって 近所迷惑だ!!」
と ひどく怒られてしまった。 もうこれじゃあ どうすりゃいいんだ?と
八方ふさがりになってしまい、しばらく困っていたら、

その社長 続いて何っていったかというと、
「みんなに迷惑かかるから 家の駐車場を使え!」
といってくれたのです。

駐車場はまだまだ何十台もとめられそうな広いところ。
その1角に けずり台を置かせてもらい できるだけスペースを広げないように
その日1日 作業をさせてもらいました。


考えてみると、風上隣の モータースの社長さん宅の方へは その、
かんなくずが 舞い込むことはないのに

「みんなに迷惑がかかるから うちの駐車場を・・・・」  と言ってくれた

気持ちの広い人も 世間にはいるもんだな   と 思いながら、
その日1日中 有り難いような 申し訳ないような気持ちで仕事をさせていただきました。

今現在進行中の現場の向いのお宅の人達も、

工事初日に

「ここは 道が狭いから路上駐車しないように!!」と言い。
「あいてる時は私っち駐車場へ置いてくれていいよ!」 と言ってくれたので
お言葉に甘えて、置かせて頂いてます。

人様に迷惑かけないように自分の敷地を使えと言ってくれた人に、
たびたび目かけられながら 長い間 この仕事をやってこれたことが 
とても恵まれていて 有り難いことです。

この話を 橋田壽賀子に聞かせてやりたいくらいだ。

「渡る世間に鬼はなし」 とね・・・・。 


                                     棟梁 杉山睦雄


2013年11月16日土曜日

むっちゃんずdays #6  太っ腹のサンタクロース




私が小学生の頃のこと、
毎年この時期になると外国人からクリスマスパーティーの招待状が届くのです。
送り主、そのお方は当時日本在住のアメリカ人で
後に静岡市の名誉市民になられたお方、

エミリー・M・マッケンジーさん です。写真右側、、、私達はホイットニー・マッケンジーと呼んでいましたが・・・

マッケンジーさん  といっても、  ジーさん  ではなく、そのころ60才くらいの
それはそれは、やさしくて気品のあるブロンズの髪がきれいな おばあちゃんのこと、

昭和30年代の私達の村は
前浜でのいさみ漁(地曳網漁)で 生計をたてていた家がほとんどで
 貧乏人の子沢山の村でした。

そんな村人の誰もが 「マッケンジーさん!!」と呼び親しまれていたおばあちゃんのお話。


マッケンジー邸は プライベートビーチのように歩いて行ける海のほとりに 
松林が延々と連なる 閑静な海辺、東を見ればいつも 富士の雄姿をながめられる 
スペイン風の大邸宅の別荘でした。

マッケンジーさんは大変な親日家で 天皇家とも御交友があり、
秩父の宮妃殿下が邸宅に遊びに来られた時 
校長先生をはじめ 小学校生徒と先生全員で 日の丸の旗をふって
お出迎えしたこともありました。

その頃の国道150号線は 砂利道で  (1号線の静清国道もそうでした、)
私達の村に車は1台もなかったころ、
アメ車のジープが 通るたび見えなくなるまで手を振っていたことを鮮明に覚えています。


マッケンジーさんは無類の子供好きで、ある年のことそのパーティーに招かれ、
私にとっては生まれて初めての体験。


門の入口からきれいにされているアプローチを通り、奥に案内されると
そこはまるで別世界!!!
初めて見る異文化の館・・照明をおとしたホールの中央には
キラキラと輝くクリスマスツリーが飾られてあり、
その周りを 
「さぁ! 輪になって~~!」  とパーティーがはじまりました。

♪♪♫ サ~イレンナィ ホ~リ~ナイ~ と歌いながらツリーを囲み 回るのです・・・が 
そのころの私は極度の内向性(今でもそう??)で
とてもそんなことできなかったのです。
活発で度胸のある子は 率先して オルガンの前に行き
明るく歌う子もいました。

私はといいますと、ホールの隅っこで もじもじ
すると なんと マッケンジーさんが片言の日本語で 「チイサイコ マメ(前)・・・・・・」といって
下を向いている私の手をとり輪の中へ・・・

こうして 私も 和 の中に入れてもらえたものでした。
その時のマッケンジーさんの手は とてつもなく白くて柔らかくて 
優しさそのもの。

50年以上たった今でも その温もりは忘れられない良い思い出です。 

なんと言ってもスゴイのは 、
当時の大里東小学校の 460人もの生徒みんなを 
毎年招待してくれていたことです。

太っ腹のサンタクロース !!!! 
有難う!!!!!!! 感謝感謝です。



                               棟梁 杉山睦雄
  

2013年10月31日木曜日

むっちゃんずdays #5  ほめられると ビビるタイプです 

この頃 朝は肌寒い、、、
10/30 昨日は、親父の生誕記念日

生きていれば113才になるんだな。

13年前のこと、ちょうど今頃の季節の朝  急きょ 仲間から限定1日の仕事の応援を
頼まれていて 10番目の弟子と 出かけた。 

夕方、その日の作業も何とか終わり道具をまとめ帰ろうとした。
そこへ入れ替わりで    ご主人(初対面) 帰宅。
弟子と車に乗り  帰ろうとしたとき、

「大工さん!! ちょっとまって!!!」



と怒ったような口調でご主人に 呼び止められたのだ。
私と弟子はしばし顔をみあわせ 「何かなぁ?」と不安な気持ちで玄関に戻る。
するとおもむろにご主人    数秒後

「大工さんち  いい仕事するなぁ!!」  と 言いながら

御主人 Q.「大工さん 1杯ヤル・・・・・?」

私 A.「えぇ  晩酌ぐらいなら・・・・・」

御主人 「それじゃ これ持ってけ・・・・・!」   と 酒1本を差し出され
それがなんと 真新しく キラキラ光る 金粉入の 一升瓶。

おこられると思っていたら ほめられた帰り道 

弟子と複雑な気持ちで帰宅。

さっそく1杯! かみしめながら今日のシゴトのあれこれと差向。
それ以来

「ほめられるとビビるタイプ」になってしまったようだ。


                      棟梁 杉山睦雄


2013年10月25日金曜日

シエナという 街でした。

 
シエナの カンポ広場
 
 
 
 
 
綺麗だったな~

 
 
とりあえず ローマから シエナへ
なんとなく シエナという響きに魅かれ初めに行った街
 
2.3時間は電車に揺られたのかな??
 
駅からは 徒歩で ユースホステルを探す。格安の相部屋ホテル。
なんせ 初めてだから 何処にあるのかまったくわからず。ほんとに迷子。
 
その途中 に出くわした広場
 
この湾曲した雰囲気がなんともたまらなくて ぐるぐる何度もまわったっけな。
 
あれから あっというまの10年 
 
当時 こんぱくとデジカメがまだ高くて買えなくて
携帯もカメラ付きはなかったし 
IphoneだIPad なんてのもなかったけど スティーブジョブズの頭の中には
もうすでにあったのかな??
 
この時は フイルムだったから 一日何枚って 撮る枚数をきめて 街を歩いてたから
毎分毎秒 集中して生きていた記憶が・・・ 
1日1日を 秒単位で 思い出せるくらい そのくらい 刺激的でして・・・
 
世の中 便利になる分 薄れていく感覚もあるのかもしれないな。
 
Iphoneがあれば 道にも迷わなかっただろうけど 
迷ったっていう 思い出はなくなっちゃうんだと、
 
アプリが通訳してくれたら、トイレはどこですか??ってイタリア語を覚えなくてもすんだだろう、
 
「ドべ イル バッニョ??」
 
10年間つかってないけど 今でも忘れられない言葉
いつ使おう??
 
って感じで 無駄だっ!! て 省いちゃってるその部分に 
面白さがつまってるみたい
 
そんなことを 今になって 投げかけてくれる
 
シエナ という 街でした。。。。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


2013年10月18日金曜日

むっちゃんずdays #4 個々の力


最近 新しく耳にした、自分自身も日頃考えていたこと。



それは あの 福山雅治 主演映画 『そして父になる』
の脚本家の言葉。

彼の「映画作りで基本概念としていることのひとつに、長いストーリーの中、台本、ところどころに
□  □  □  空白をおく  ・・・  」  こと

ドラマの中、子供たち4人  公園の遊具で遊ぶシーン、車から降り いっせいに4人とも
遊具のほうへ 走っていく  ・・・。

静かに見守っていたら

4人で乗るとバランスがとれて遊べる、 腰かけてゆらす大きなブランコに飛び乗り、
4人とも大はしゃぎ!  今までにない笑顔!! 
この時 作者の頭の台本では、ひとりの子供が 一人乗りのブランコ に乗ることを
想定してあったのだという。

本番中のカメラが廻り始めて その瞬間、瞬間で採れたての 新鮮な笑顔!
自然に発せられた言葉!  を どんどん撮りいれて映画作りをするのだと。。。


私達の仕事もそうである、個性あふれる職人 一人ひとりが 持ち合わせている技術を
最大限に引き出しながら、日々育っていく現場であるから 
その  □  □  □  空白の台本を上手にうめてくれる 
個々の力の結集が大切である。



                              棟梁 杉山睦雄

Wood cafe style ランドリースペース

          こんにちは いつかの きりんです。

          では 前回の 続き。   2Fのほうへどうぞ!


 
 
階段 は 木の肌触りが とても 気持ち良いですし、
一段一段の 高さを 少し低めにしてあるので、毎日の上り下りが しやすくなっています。
ほんの数センチの ことですが 結構違いがわかるんですよね。
 
この階段 使えば使うほど 味が でてくるんです。
 
 
 
 

                  
                  

                さて  茶色の ドアの中へ 入ってみます。。。

                




             なんとなんと   ランドリースペース でした !!
          奥にある アーチの下は 洗濯機をおくところです。 
      そしてその左側 光の差し込んでいる所から ミニバルコニーに出られるようになってい                 
      ます。 1畳の スペースですが なにかと使えそうですね。
      ゴミを一時置いておいたり 黄昏たり・・・  使い道は 十人十色。

          
                 
         ランドリースペースも
     一般的には 2畳のスペースの中に 洗面台から 洗濯機まで置くのですが
       今回は 4畳 と かなり ゆとりがあります。 
     入口の 茶色のドアも 引戸なので空間を邪魔しないように 開いたり閉じたり、
           なかなか 粋な ドアですね。

      
     
     




      浴室も ちらっと       メーカー は クリナップです。

      メーカーもいろいろありますが、今回はクリナップ が 選ばれました!




 
 
イタリアンタイルの 棚 も 置いてあります。
ランドリースペースが 広いので 小さなソファーでも 置いて ゆっくり お化粧なんてのも
良いかもしれないですね。
 
ちょっと コーヒーでも いかがですか?? 
 
 
十分にくつろげる空間です。
 
 
っと そんな感じの ランドリースペースでした。 
 
 
                                         ・・・    つづく
 
 
 
 
 
 
 

2013年10月11日金曜日

Wood cafe style 入口

 
 
 
   こんにちは いつかの ジラフです   まだまだ 残暑もきびしいですね~。
 
こうも 毎年 異常気象だ!!って  言いますと  
 なんだか 聞きなれてしまい  通常気象の ような気になってしまいます。
 
 
というわけで ?       私達の 家づくりのテーマ 
          ~Wood cafe style  自然を感じて暮らしたい~
          
 
                の家を ジャンル別に ご紹介させていただきます!!
 
 
 Elegant wood    エレガント ウッド     
  Sugieの得意とする木の質感 を 生かしながらも ナチュラルになりすぎない しっとりとした 上品な 雰囲気の 仕上がりです。

 
   
 
                    それでは 玄関から どうぞ
 
 
 
 
 玄関入って 左手前にあるのが 靴箱、  お施主様の靴が大量にあるということでしたので 
 
40足近くはいる 靴箱を つくりました。床から天井まで ビッシリです。

  
  右のアーチの開口は 土間収納の入口です。 レインコートや 傘 ベビーカー などなど そういったものを置けるスペースになっております。 ちょっとでも あると 便利ですよね。
 
 
  さらに上がって 右手も 収納です。 玄関だけでも 収納大 ですね。
急な来客の時には とりあえず 収納に 詰め込んでおけば なんとか その場はしのげそうです。。 
         
    
 
  
 


      正面には ホテルの フロントを おもわせるような ニッチがあり
         

          ライトアップすると タイルがキラキラして お出迎えしてくれているようです。




 
         玄関を上がると 2Fへとつづく 廊下が見えます。

        途中にある 情熱的な色の ドア 。 なんの 部屋でしょうか??
                               非常に気になりますよね??
        

      ちょっと 子供のころに戻って探検気分 
         

           わくわく胸をおどらせながら 2Fへと 足をはこぶのでした。       

   

         
   

 

     


                                 ・・・・ つづく

2013年10月4日金曜日

Rickie-G am8:59


実は 私 海が好きなんです。 

サーフィンとか 海で 泳ぐ とかではなくて 

海を 眺めるのが 好きなんです。   

車のラジオから 聞こえてきたこの曲  最近のお気に入りです。

なめらかな 曲調が ここちいいなぁ。。。。 







ちなみに下の 写真は 宮古島です 

ほんとに きれいだった~!! 







そして おまけに  私の おじいちゃん ↓




駿河湾で 漁師してたみたいですよ

だからですかねぇ?  海すきなのは・・・・   でも 私 船酔いするんです。 残念 とほほ。

むっちゃんずdays #3 メモ用紙


        


        私は 数拾年も前から 枕元にメモ用紙を 置きながら 休むことにしている。









     明日の仕事に差し支えてはいけない 事柄、今日初めて耳にした言葉、 
    眠りながら良いアイディアが ひらめいた時、等々 こまめにメモをすることが習慣に
    なっている。

    40数年前のこと ちまたでは 高度成長期の 真っ只中 

    あらゆる 職種の人達が 忙しい日々を送っていて、
    私も同様にして 分刻みの 忙しさの中        ある 晩のこと

      当時19才だった 家内への プロポーズの言葉。 その日の仕事上がり はだし足袋
   (たび) のまま ハンドルをにぎりながら、 傍らの 彼女に 神妙な面持ちで

       「今日からは自分のメモ用紙になってくれ・・・・・!?」

    と言った。     彼女は軽く頷いてくれた。

   その瞬間から 自分の頭の中の メモ用紙と もう1冊の メモ用紙が出来、 
    幅がひろがり スゴク安心したことを 今でも覚えている。

   自分にとって の メモ用紙とは 単なるメモ用紙ではないのです。

   相手方から 頂いた メモ、 自分から発信したメモの全てを綴り、
  
       一軒の住まいが完成するころには メモ用紙  ~   メモ用誌 、 
   1冊の本のようになるのです。

     しかし ある有名な工業デザイナー が こうも言ってました。

       「通常業務としては まめにメモをとるが、世界にひとつしかない素晴らしいと
   
           思うアイディアがひらめいた時には あえて メモをしない・・・・・」

       「翌朝そのアイディアが鮮明に浮かんでこないような アイディアでは
           良いデザインとはいえないからだ。」    と。。。


                                     棟梁 杉山睦雄
                                      


                 
                

                           




2013年9月29日日曜日

本日 OPEN HOUSE!!

 
本日AM10:00より 内覧会開催いたします 
 
 
Wood cafe style 
 
お気軽に お立ち寄りくださいませ。
 
 
赤い敷き石が 目印です。
 
 
 
 

 

2013年9月20日金曜日

内覧会の お知らせです

こんにちは  ある日のきりんです。

来週29日 日曜日 の イベントの お知らせです。

AM10:00~  PM16:00まで   新築の完成 内覧会を開催いたします。
 

間口の狭い 土地に建つ 木造3階建ての 住宅。 

気分爽快の 吹き抜け 、しっとりなめらかな 無垢の床板

ゆとりの ランドリースペース  

フルオープンの アイランドキッチン 充実の駐車スペース 

などなど 

                          見どころ 満載!!


お施主様と SUGIEの コラボレーション住宅            Wood  Cafe  Style
                                                                               
                                                                                   是非一度 遊びにいらしてくださいね。 



                   スカッと 吹き抜け
                                           情熱のドア
 
 
肝心要  アイランド 








それでは 9/29  日曜日    現地にて お待ちしております。 





2013年9月17日火曜日

むっちゃんずdays  #2 余暇

まだまだ残暑もきびしいですね。

こんにちは 棟梁のブログ 第二回目です。 


それでは どうぞ!! 








住まいの間取りを あれこれ考えているとき、それはそれは  WAKU WAKU するような
                                       楽しい時間ですね。

気に入った間取りに落ち着くまで、 考えれば考えるほど 想像力がふくらんでいき・・・・・

  このようにスペースとは 頭の中にあるものでしょう。

                        限られた土地の広さであっても 工夫次第!


人間に 与えられた時間というスペースもそうであろう。

人はよく 暇がない、時間がない・・・・・ とぼやきがちですが、それは違うように思います。


           何事をするにも『今何をすべきなのか??』



そのすべきことの 優先順位を的確に見極めながら ひとつひとつのことに 集中しこなしていくこ

とによって生まれた僅かな時の きれっぱしを 掻き集めてできたスペース。

              きれっぱし の時間だからこそ 

        その貴重なひと時が 格別に楽しく感じられるのではないでしょうか?

きっと暇を 持て余している人にとっては、 余暇  というものは 

                   存在しないのかもしれませんね。。



                                           棟梁 杉山睦雄

2013年9月15日日曜日

パープルハート

おはようございます。ある日の きりんです。
 
 
写真の板は パープルハート という 材木でして、 その名のとうり
 
                        なんと 紫色をしています。
 
 
ただ 時間がたつにつれて あずき色?? 黒っぽく変色してくるそうで、
 
鮮やかなこの紫は はじめの楽しみということになりますね。 無垢材ならではの楽しみ方。
 
                   さて、何処につかいましょう????
 
            う~ん まだ いいアイディアがうかばないので、
 
彼には控室で 待っていてもらいましょう!   実は 控え選手 もうすでに  何人かスタンバイしているのですが。。。。なかなか、チャンスがめぐってこないのでありまして、 
 
 
            ただ、いつくるかもしれない チャンスに備えて 彼らは 腐らず日々
 
            自分を熟成させております。   がんばれ。。
   
 
 

 


中南米原産の 木のようです。  

とても 重たくて 、   硬い木です。      『紫の心』  お洒落さんですね。

2013年8月31日土曜日

むっちゃんずdays #1 生命体


本日は 第1回 棟梁のブログです。
月2回ほどの ペースで更新していく予定です。

棟梁といいますと ちょっと 怖くてねじり鉢巻きにハッピ なんかをイメージするかたも いらっしゃるかもしれませんが、   Sugieの棟梁は 少し違います。

今風のセンスを持ち合わせた、型破りな 異色の棟梁です。

相性 「むっちゃん」  

是非是非 棟梁のブログに 触れてみてくださいね!

それでは、どうぞ。。。






     『生命体』



人が生きていく為に 絶対欠かせない最も基本となることに 

             衣 ・ 食 ・ 住 が あるでしょう。


その人様の 大切な住まいを造らせて頂くことが、私の生涯に課せられた使命と思いつつ


今日も右手に設計図、左手に手作り弁当(愛妻)を抱えて出掛ける。
                            気が付けばこんな生活が40年。


時代は変わっていっても、お客様ひとりひとりの考え方 ご要望は多種多様であり、
できるだけのことに対応出来るよう 日々勉強です。


家造りとは、昨日までなにも無かった大地に 土台をつくり、やがて骨組ができてきて 
日ごとに 育っていく  ・・・・・  。  

その過程 (家庭)  は 正に子育てのようなものです。

一つの家を 生命体と思えば 
        これに   真剣   にかかわらずにはいられません。 


                            SUGIE KENSETSU 棟梁  杉山 睦雄

2013年8月23日金曜日

断熱材 の こと

  ガラス繊維協会の認定制度の
グラスウール充填断熱施工技術マイスター認定制度というものがあります。
 
前半は事務所にて 講義をうけ、
後半は現場にて細かい部分の施工方法を学びました。
 
筆記試験と実地試験両方合格で マイスターの称号をうけることができます。
 
無事4人とも 合格することができました。写真のスーツの方は ガラス繊維協会の先生のかたです。 
 
 
 
住宅の断熱材といいましても いろいろあるのですが、
 
今までほとんどの住宅で使われきたのが、このグラスウールです。ガラスの繊維が集まったものです。
 
が、最近では その種類も増えまして、
 
例えば 自然系の 羊毛断熱材 ウールですね、  それと セルロースファイバー 簡単に言うと新聞紙などの紙を細かく粉砕したものです、
 
他には 外張りウレタンボードですとか、 現場で吹き付ける 現場発泡ウレタンですとか 発砲スチロールみたいな感じのものを 壁の外にはりつけたり、 中に吹き付けたり などなど 
 
施工方法も 特徴もさまざまです。 
 
それぞれに 長所と短所があります。 
 
 

その中でも SUGIEでは 今まで通り グラスウールを選択しております。
 
 
 
 
 
 


理由は 1番 コストバランスがいいのではないか と判断したためです。
材料費は1番リーズナブルだと 思います。

原料の80%以上が リサイクルガラスでできている というのも 高得点ですね。

欠点は 施工精度による 内部結露があるのですが、
今回の試験によって 現場での施工精度もあがり、知識もビッチリたたきこんだため、
その欠点は カバーできると考えました。

さらに 外壁側に 通気層をつくることで、壁内の湿気を外へと逃がし、より内部結露のおこりにくい環境にしています。 


下の写真は 昔の家の 土壁です。 




個人的には 壊すのはもったいないとおもうのですが、 この時は一部解体しました。 

昔の家は土が断熱材だったのですね。 100% 自然素材です。100%自然素材なため、昔の家は こわしても ゴミがでません。 

でるのは 土と竹と ほこりなので 放っておけば 土に還るのです。
究極の エコ のような気がします。

この土の部分を今は グラスウールにしてるということになりますね。 

たった半世紀でこんなにも 造り方って 変わってしまうものなんですね。 

    「諸行無常の響きあり」   こんな一文を思い出します。

ちょっとニュアンスがちがいますか?  


 


2013年8月17日土曜日

イタリアンな気持ち

もう、10年くらい前になるでしょうか?
イタリアに、バックパックの旅を、した時の風景です。

これを見る限り、木のほうが塀よりも、先にあったのでしょう。

塀を、えぐってつくってありました。この考えかた、とても好きです。
日本でもたまに見かけますが、  見つけた時なんだかほっとするというか、

作る時の様子が目に浮かぶというか、

なかには、木をきっちゃえば?  と言った人もいたかもしれない、
嫌これはうちのじぃちゃんのそのまたじぃちゃんの植えた木だからさぁ、、、とか

  こんなふうな会話をしている所が この木のしたに、見えるようなきがして、
現実とロマンの葛藤の、その寸劇を、少し立ち止まって見入ってしまった。

そんな風景です。

自然と人間のデザインのコラボレーション、合作!!

いいデザインは、未来と過去をつないでくれる。

ここは確かシエナという町だったかな???  イタリアに着いて、地図をひろげて、

ここだ!!って、           最初にいった町。

合理的な便利な世の中もいいんだけど、手作り感満載の、いびつな、ぶこつな、ちょと不便な、そんな世の中も、過ごしやすいんだよな。
 
あと、何年? 木のしたの風景をみられるのかな?     100年後が楽しみです。



2013年8月15日木曜日

手ぬぐい

御友達から、誕生日プレゼントに、手ぬぐいをいただきました。
トンボ柄がナウいです。
とんぼは、勝ち虫とも言われてるみたいでして、その昔武将達に
広くこのまれていたんだとか、

なぜ??

それは、とんぼは、前進しかせず、けっして後ろにさがらない、つまり
退かないことを意味するんだとか。

繁栄と、発展が、前進するように       ということでした。

感謝感激。   タオルよりも、涼しくて、いい気持ちです。

これで今年の酷暑ものりきれそうです。汗汗


2013年4月11日木曜日

SUGIE-KENSETSU jyu-taku so go produce



はじめまして、きりんのマークでおなじみの?? SUGIE KENSETSU です。

静岡という場所で、家づくりを しております。  ちなみに きりんの 名前は Mrs.giraffe 
直訳すると、きりん婦人  もうちょっとフランクに きりんさん。  う~ん そのまんまですが、、、、

なにはともあれ、 今日から Mrs.giraffeと一緒に ブログ更新していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

いつ どんな タイミングで アップするかは?? 秘密です。 
首をなが~くして待っていてください。 きりんだけに・・・・


http://sugie-kensetsu.jp   ホームページも リニューアル予定です。