2015年12月10日木曜日

マリスト

マリストというメーカーのタイルをよく使います。
住宅よりは店舗につかわれているのですが、住宅にももちろんグッドですよ!

冷たいかんじがするので、靴を脱ぐ文化の日本では使える部分はかぎられますが、雰囲気はやっぱりいいですね。

洗面台だったり、オリジナルキッチンをつくるときに選ばれます。

タイルも貼る職人さんによって雰囲気が微妙にちがって仕上がるんですよね。

こういう人の作業が伝わる仕事が、私は好きです。

2015年12月9日水曜日

パッシブデー

先日パッシブハウスデーということで、鎌倉にあるパッシブソーラーハウスを見学しにいってきました。
パッシブソーラーというとなにか機械仕掛けのいえなのかな?と思いませんか?
私は最初そういう風に思いました。
でも、違うのです。
真逆の考え方といいますか、建物の形状、間取り、などによって自然の力を取り入れる工夫をすること、そのエネルギーをうまく活用することによって
電気を使う量を減らすこと
断熱性能を高めて、外部の環境の影響をより少なくすること。
かなり自然的な考えの家づくりのことです。
自然の中に 立ち 続ける人工物ですから、
自然の一部でもあるべきなのかな?
これからの、未来の私たちにはエネルギー問題の解決なくして 平和に暮らすことができないのかもしれないですよね?
建築という職業をとおして 少しでもいい未来に繋げたい。

そう思います。



部屋数も少なく こじんまりとした 建て方で
小さくつくることは 消費エネルギーの量も少なくて済む
要は ランニングコストを おさえることにつながるということになります。

未来の家づくり ・・・・ 変わってきてます  時代が。


神は細部に宿る

塗り壁のかっこいいところは、角です。

なんのことか??ですよね?

マニアックな話ですみません。

建築用語でいうところの おさまり がかっこよく仕上がるのです。

この細部のおさまりの積み重ねがものづくりだといってもいいくらい それくらい重要な細部。

でも普段見る分には そんなに主張してこないのでまずきにすることはありません。
ですが、雰囲気に十分な影響をあたえてくれる不思議な存在ですね。

昔の偉い人が言っていました。

神は細部に宿る    と

建築に限らず いろんな部分できっとそうなんだろうな と....

人生での例外ですが、落ち込んだ時は細かいことは気にしないほうがいいですよね!

2015年12月7日月曜日

グレイシック

手前はお隣さんの土台です。
今回のkilin no ieはおくの白い外壁の細長い家になります!
三方を囲まれた圧倒的に不利な立地の狭小住宅ですが、一歩中にはいると狭さを感じないつくりになっています。百聞は一見にしかず!
是非現場に遊びにきてくださいね。

グレイを基調にしたシンプルなデザインで仕上がる予定です。

床はしっとり無垢材で、壁には一部ぬりかべを  そしてリビングの天井は高く開放的に! 造り付けの家具にタイルばりの洗面台 お施主様と造り上げるデザインは毎回こちらも勉強になります。

あともうすこしで完成になります。完成内覧会のご案内もこちらで致しますので
時々チェックしてくださいね。

あともう少し がんばります!

2015年12月4日金曜日

耐震とは

木造住宅の耐震改修技術者講習会
昨日と今日の2日間 勉強してきました!

耐震とは? 簡単に言ってしまえば強くすることなのですが、ただ強くすれば良いというわけでもないところが木造の難しいところでもあり、醍醐味ですよね。
時代によって少しずつですが考え方もかわったり新しいアイデアが加わったりで、今は
10年前よりもまた進化しています。
それもそのはずですよね、スマホやpcなど、生活をとりまく環境はどんどんかわっているのですから、住宅業界も進化していくわけです。

従来の耐震 これは筋交いや面材で強くする考えです。地震に耐えるイメージですね。

最近よく耳にする制振 これは強くするというイメージよりも力を吸収して 建物のゆれを少なくします。

そして大型物件などで使われている免震。
これは建物と地盤とを完全にとはいかないのですが、縁を切ってしまうイメージです。

といったようにこれらの考え方を駆使して建物の強度を考えます。

世渡りも何事もバランスが大切ですね。

倒れない家をつくるには、倒れる原因を知ること。

勉強になりました。

2015年12月3日木曜日

地盤改良

地盤改良です!
今回の土地は地盤調査の結果、
改良が必要という判定になりましたので、柱状改良をしています。
土地を探す時点にて、近隣データをもとに改良がありそうか?など予測しながら土地を探してある程度の改良費用もイメージしておきます。
地面の土とセメントミルクを混ぜながら円柱状の杭にしていきます。
標準サイズの家で約30本。
 
他にも鋼管杭ですとか、採石パイル杭などいろんな工法もあります。
適材適所で、工法を選択し施工していきます。





イタリアのベネツィアは
海の上につくった街だときいたことがありますが 
松杭がビッシリつまっているんだとか。。。

想像すると
杭からして芸術の領域ですね


2015年12月2日水曜日

不利な立地でも

こんにちは! いよいよはじまります!
テーマは 和ロマン  
ロマンチックですね?そんなことないですね。(^^;)
では
kilin no ieができるまでを リポートしていきたいと思います。
完成までの間 お付き合い下さいませ。 

まずは、建物の配置です。
設計図面を、実際の地面にうつします。
なにもない更地の状態のところに
本当に建物がたつのか?
、、、    建つんです!

っと
設計の段階でまずは、太陽と相談します。建物にどれだけ光をとりこめるかで、冬場の過ごしやすさがかなりかわって来るので、肝心要ですね。
一番重要視してる部分でもあります。
これをもとにご希望の間取りを考えていきます。

ご希望の条件、全てを満たす土地はなかなかないのですが、不利な立地でも建て方の工夫次第でいい家ができるものですよ! かえって条件がわるいところほど、面白い家になることが多いのであきらめないでくださいね。 

今回の土地も真四角ではない変形の土地なので難しいのですが、うまくいきそうです!  川のせせらぎが心地よい いいところです。